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nonママのスローライフ(^^♪


人生とっくに折り返し~悠々自適といかないまでも、オカンとネコと時々オトンとの川辺の暮らし。    
by itnon
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映画を観ました。

日比谷、スカラ座で、映画「ブラック・ダリア」を観てきました。^^
ジェイムズ・エルロイの原作。ブライアン・デ・バルマ監督がメガホンを撮っています。
映画のキャッチコピーは、”世界一有名な死体、世界一忌まわしい謎。”
”汚れた悲しみ、吠え続ける欲望。”関わるものすべて焼き尽くす「ブラック・ダリア」事件の真相とはー?(何だか恐ろしい・・・!)

「1947年1月15日、ロサンゼルスのダウンタウンで、腰で二つに切断され、口を耳まで切り裂かれた、女の惨殺死体が発見された。」と言う実話をもとに、ジェイムス・エルロイが小説化。この事件の真相を推理する、様々な本や、論文も発表されましたが、決定的な証拠は見つからず、2006年現在も事件は未解決のままです。

映画「ブラック・ダリア」
惨殺された被害者は、ハリウッド・スターを夢見て大都会にやって来た、22歳のエリザベス・ショート。黒い髪と黒い服の美貌の女を、人は「ブラック・ダリア」と呼んだ。
物語は事件の捜査にあたった、二人の刑事を中心に展開していきます。と言っても、単なる刑事ドラマではなく、怪奇ドラマでもなく、人間の深層心理によって迷走していくドラマでした。
アメリカ文学界の狂犬といわれる、ジェイムス・エルロイの小説に見られる、二つのキーワード「破滅か、愛か」狂気を救うのは、慈悲の心、「愛」であると言う、作家の信念が感じられます。

「ブラック・ダリア」は小説をずいぶん前に読んで、少なからず衝撃を受けましたが、最近この小説を読んだ友達は、口を揃えて「とても怖かった!映画で描けるのかしら?」と言っていました。この映画の監督は「ミッション・インポッシブル」で、スーパーマン的主人公を描いて人気の
人です。エルロイの世界は、人間の弱さ、脆さ、危うさ、複雑さを満載した作品です。じっくり描いても、説明不足になりやすい・・・やっぱり、映像化するのは難しいかなあ~。

エルロイの小説で映画化され、1997年、アカデミー賞二部門に輝いた「L・A・コンフィデンシャル」も観ましたが、刑事ドラマの枠を超えて、苦悩する人間ドラマとして、とても面白かったです。

「ブラック・ダリア」「L・A・コンフィデンシャル」そして「ホワイト・ジャズ」など、ジェイムス・エルロイの小説に魅了されて、読みまくっていた頃を思い出します。

さて、映画友達とそんな話をしながら、楽しみな昼食は日比谷で中華~~♪

映画を観ました。_c0078480_22572585.jpg
映画を観ました。_c0078480_22582048.jpg

この他、シュウマイ、餃子付き。^^ 喫茶店に移動して、お茶とケーキ。^^
by itnon | 2006-11-01 23:52
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