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nonママのスローライフ(^^♪


人生とっくに折り返し~悠々自適といかないまでも、オカンとネコと時々オトンとの川辺の暮らし。    
by itnon
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故里の温もり

彼岸の一日、東京本郷にある母方のお墓参り。
実家の近くにあるお墓には、大好きな祖母と、母の弟である叔父が眠っています。
境内には慈悲深い地蔵様と、美しい観音像。
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そしてこんな碑が・・・
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お線香を頂こうと玄関を入ると・・・
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祖母の友人だった、墓守のおばさんが植えた彼岸花が、一際鮮やかに咲いていました。
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東洋大学のある白山から、東大農学部に抜ける白山通りの真ん中辺りに、実家はありました。白山神社、根津神社の祭礼が終ったばかりとあって、祭り旗をかたずける人達。子供の頃の賑やかな祭礼が、懐かしく思い出されます。
故里の温もり_c0078480_2326073.jpg

実家跡は、車の展示場に・・・
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何軒か先のお蕎麦屋さんの、変わらない佇まいに、懐かしくなって入ってみました。
お蕎麦屋さんのおじさんも、おばさんも、ちっとも変わってない様子。毎年お墓参りは欠かしませんが、お店に寄ったのは35年振り?ご近所もすっかり変わって、馴染みの家も、在りか無しか?

お店には一組のお客さんが、お店の人と親しげに話しています。勿論、おじさんも、おばさんも、入ってきた見かけない客に愛想笑い。
お蕎麦を頼んで、汗を拭いていると、隣のテーブルの女の人が「こっちの方が涼しいですよ」
「ありがとうございます。白山にお墓参りで、千駄木から団子坂を登ってきました。すっかり汗をかいてしまいました。」「今日は暑いですものね。どちらからいらしたんですか?」そんな会話。

私の実家が10年くらい前まで、すぐそこにあったと言うと、皆さん目を丸くして、「○○さん!nonちゃん~~?」「え~nonちゃん~?」なんと、隣のテーブルの女の人は、同級生の奥さん。一緒にいらしたおばあさんは、同級生のお母さん、90歳になられるそうです。私のことを良く覚えていて、我が家に、末の男の子が生まれた事まで知ってらして・・・

それから、ご近所の懐かしい話。亡くなった方。引っ越された方。実家も氷川台に越して、その後中野に越しているので、ご近所さんも、叔母の消息をいろいろ訪ねていたそうです。

懐かしい話に時を忘れ「これから、主人の実家のお墓参りで、乃木坂まで行くのよ」「あら、大変ね。根津から千代田線?」「こっちへ来たら、また寄ってちょうだい。」若い頃の面影そのまま、笑顔いっぱいのお蕎麦屋のおばさん。故里は、とても温かい。
本郷追分にある中学校辺りを歩いて、根津駅まで、東大農学部を抜けて行きます。
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by itnon | 2008-09-30 00:42 | ブログ
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